5.インプラントの方向の決定法
(ステントについて)

インプラントの方向の決定法

最初に歯ぐきを切開して骨を露出させます.


インプラントの方向の決定法

これがステントです.
この透明なパーツにインプラントを
打つべき方向に穴が掘ってあります.
このステントはすでにインプラントの頭に
接続する歯の形をしており
最終像はこうなることを明示しています.


インプラントの方向の決定法

ステントに従ってレントゲンで計測した
長さ・太さで骨にソケットを作ってゆきます.


インプラントの方向の決定法

正確な位置にインプラントが予定通りに埋入されます.

<費用>

インプラントは保険外診療となるため症例によりインプラント一本につき275,000円〜423,500円の費用がかかります。

<主なリスク・副作用>

下歯槽神経を損傷による知覚異常。

インプラント手術の際に下顎神経に触れ神経を損傷・圧迫、切断がある場合はインプラントを撤去する場合があります。

上顎にインプラント治療を行う際に上顎洞に貫通した場合、感染が生じると上顎洞炎を引き起こす可能性があります。その際にはインプラントを除去し耳鼻咽喉科を紹介する事があります。

インプラントが骨に接着するまでに最低3ケ月〜6ケ月程度の治癒期間を要します。

インプラントを埋め込む骨の造成手術を行う場合さらに期間を要することもあります。

実際に骨の状態が著しく不良な場合は手術を断念する場合があります。

インプラント治療後は以下のような症状が見られる可能性があります。

正しい歯磨きを継続しないとインプラント周囲炎のリスクがあります。

強い外力が加わると(事故や転倒など)破折や脱落の可能性があります。

定期検診を継続し、クリーニングやかみ合わせチェックを行う必要があります。

外科的観血的手術になるので全身的既往歴のある方は手術が行えない場合があります。

喫煙者は成功率が著しく低下する場合があります。

もどる

御意見ご質問は、こちらまで